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- 薬剤師求人の最適な探し方を知りたい
- 希望に合う求人を効率よく探したい
薬剤師の転職は、求人の探し方が成功の鍵を握ります。
求職者の年齢、希望業種、希望雇用形態によって最適な求人検索方法があります。
筆者は15回転職した経験があります。
この記事を読むことで、条件別に最適な求人検索方法を選べるようになります。
・薬剤師求人を検索できる方法のすべての手段を知る
・年齢別、業種別、雇用形態別によって求人検索方法を使い分け、転職成功率UP！
・転職サイトは積極的に活用すべき➡︎2023年版：転職サイトの正しい選び方
求人の探し方（全パターン）
まずは薬剤師の求人検索方法の全てのパターンをおさえて、その後で条件別に最適検索方法を検証します。
① 求人主の募集要項を直接確認する方法
もっともダイレクトに、中間者を介さずに求人を検索する方法です。
- 求人主のWEBサイト
- 店舗の求人チラシ
- 公務員募集
以上が該当します。
大規模の病院や公務員は、この方法でしか情報を得ることができません。
中小企業となると、詳細は電話対応となることもあります。
細かな条件まで掲載されていないことが多いのも使いにくいですね。
② ハローワーク
有名なハローワークも薬剤師求人が豊富にあります。
今や出向いて登録しなくてもネットで求人を探せます。（一部非公開あり）
ただし、ネットで応募まで完結できる求人は少ないです。
ネットで求人を探しても、応募で実際に出向かないといけないのが面倒です。
簡単登録で全国の求人を探せるので、登録する価値はあります。
③ 求人情報掲載サイト/情報誌/折込みチラシ
以下が求人”情報掲載”型の媒体です。
- 求人情報サイト：コメディカルドットコム、indeedなど
- 情報誌：タウンワークなど
- 折込みチラシ：アイデムなど
コメディカルドットコムは筆者も利用しており、大変有用です。
④ 転職サイト
最もマッチ率（転職者の希望に合う求人が見つかる確率）が高い方法です。
ただし、転職サイトによって得意とする分野が違います。
業種（病院、調剤薬局、企業）や雇用形態（正社員、パート、派遣）によって使い分けることが重要です。
年齢別：最適な求人の探し方
年齢によって転職できる業種がある程度決まってきます。
狙うべき案件を見極めることが転職成功には重要です。
新卒
経験を有する案件以外はほぼすべての業種に応募が可能です。
新卒の求人の探し方は、大学での就職活動がメインとなります。
20代・30代
大規模病院や公務員、さらには企業も視野に入る年齢です。
調剤経験があると、病院や調剤薬局は教育の手間がかからず重宝する企業が多いです。
ただ、前職の在籍期間が短いとマイナスに考える会社もあります。
【案件の探し方】
- 規模の大きな病院｜公務員｜企業は求人主の募集要項を自ら探す（求人主のWEBページ、自治体HPなど）
- ハロワーク、求人掲載媒体、転職サイトのどれを使っても問題なし
40代以降
大規模病院や公務員は年齢制限より応募はできないことが大半です。
企業も求める前職の経験がないと転職は難しいでしょう。
現実的には中小病院と調剤薬局が選択肢となります。
ハローワークや転職求人媒体は40代可となっていても、問い合わせると経験次第であったり敬遠されることもあります。
転職サイトが求人元の内情を加味して案件提示してもらえるため、最もオススメできます。
【求人の探し方】
- 転職サイトが最もオススメ➡︎2023年版：適切な転職サイトの選び方
業種別：最適な求人の探し方
業種別によっても求人の探し方は変えるべきです。
求人検索方法で転職成功率は大きく変わります！
病院
大規模病院（大学病院、公立病院、地域中核病院、400床以上）の求人は直接求人元のホームページなどを探す以外にないです。
中小病院（200床以下、療養病院、精神科病院など）は不人気であるため人材難であることが多いです。
ハローワークや求人掲載媒体に求人情報を載せる場合、掲載料が毎回かかるため、募集がこなければある一定のタイミングで転職サイトを頼ることになりがちです。
中小病院が不人気である実情を考えると転職サイトが最も求人数が多くなります。
【求人の探し方】
- 大規模病院：求人主の募集要項を自ら探す（求人主のWEBページ、自治体HPなど）
- 中小病院：転職サイト＞ハローワーク＝求人掲載媒体（求人数比較）
調剤薬局・ドラッグストア
大手チェーンであれば転職サイトや求人掲載媒体の力を借りずとも、自社のホームページの求人サイトのみで募集をしていることがあります。
転職サイトの求人数は少ない実感があります。
逆に中小調剤薬局は慢性的な人手不足のため、転職サイト頼りなことが多いです。
【求人の探し方】
- 大手チェーン：自社のホームページ、求人掲載媒体
- 中小調剤薬局：転職サイト
特に中小調剤薬局では転職サイトの担当者の交渉能力によって、大幅な年収交渉が可能であるケースもあります。
中小調剤薬局に強い転職サイトを選ぶことが重要です。
企業
企業は求人数が少ないです。（CRO、品質管理、卸など）
ハローワーク・求人掲載サイト・転職サイトに稀に求人がでますが、どの媒体もタイミング次第ではないでしょうか。
企業のホームページも含めて、逐一確認することが必要です。
雇用形態別：最適な求人の探し方
雇用形態別に求人検索方法を変えることは、転職成功率に大きな違いがあります！
正社員
どの求人検索方法もそれなりに数があります。
ただし、年齢や業種別によって求人検索方法は変えるべきです
（上述：年齢別・業種別検索方法を参照）
パート
どの求人検索方法を使っても多くの求人を探すことができるでしょう。
ただし、転職サイトは多額の紹介料が勤務時間に対して割りに合わず避ける企業もあります。
【求人の探し方】
- どの求人検索方法を使ってもOK
- 転職サイトで見つからなければ、それ以外の方法も検討の余地あり
派遣
薬剤師派遣は転職サイト経由しか申し込めません。（人材派遣業の関係）
転職サイトによって求人数や高額案件の取り扱いに大きな違いがあります。
派遣に強い転職サイトを選ぶことが必須です！
【求人の探し方】
- 薬剤師派遣は転職サイト経由の申し込みのみ
まとめ
薬剤師転職は最適な求人検索の手段をとることで、転職満足度が大きく上昇します。
最適な検索方法が、これからの薬剤師転職の一助となれば幸いです。
・薬剤師求人を検索できる方法のすべての手段を知る
・年齢別、業種別、雇用形態別によって求人検索方法を使い分け、転職成功率UP！
・転職サイトは積極的に活用すべき➡︎2023年版：転職サイトの正しい選び方
