正社員：調剤薬局

失敗談から学ぶ薬剤師転職：調剤薬局【３ヶ月で閉局】転職サイトより謝罪を受けた実体験

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  • 薬剤師転職で失敗した体験を知りたい
  • 薬剤師転職サイトから謝罪を受けた希少体験を知りたい

筆者は薬剤師転職サイトを使った転職で、完全に失敗し転職サイトより謝罪を受けた経験があります。

筆者のプロフィールはこちら

この記事を読むことで、転職サイトを使った薬剤師転職の失敗体験を知ることができます。

転職を検討している薬剤師の方々のお助けになれば幸いです。

Contents
  1. はじめに：転職のきっかけ
  2. 求人探し
  3. 案件提示
  4. 就職先内定
  5. 就業
  6. 閉店の知らせ
  7. 閉店後の経過
  8. まとめ

はじめに：転職のきっかけ

大病院の門前薬局の管理薬剤師を務めて数年、私の中で在宅医療に関わってみたいとの思いが強くなりました。

当時の会社は在宅医療は非効率的で不採算であると言い切り、店舗移動をしても在宅医療には携われない環境でした。

もちろん社内でいろいろと検討はしましたが、結局は転職が一番かなと思うようになりました。

求人探し

在宅医療に関わることを第一に求人探しを始めました。

自らハローワークや求人掲載サイトを検索するも、在宅に携われるかはっきりとわからない求人しか見つけることができませんでした。

そこで、転職サイトに登録するのがてっとり早いと思い、業界最大手である”薬キャリAGENT”に登録することにしました。

登録はコチラ➡︎薬剤師転職の王道！エムスリーキャリア

転職サイトには業種と雇用形態によって適性があります。

転職サイトの正しい選び方➡︎【2023年版・転職サイトの選ぶ際、最も大事な１つの基準】

ミチル♂
ミチル♂
○○専門などの特殊な求人を探す際は、自分では難しく転職サイト頼りにならざるを得ないですね。

”薬キャリAGENT”は業界最大手で求人数も最多を誇ります。

医師の転職サイトも運営されており、病院とのコネクションも強いことが伺えます。

また経験豊富な人材も多く対応も良いとのことでした。

【登録は以下の流れ】記憶が曖昧です👇

雇用形態の選択（正社員orパートなど）➡︎業務形態（病院or調剤薬局など）➡︎転職の時期➡︎住んでる都道府県➡︎名前・年齢・連絡先

の順に入力。

Webサイト通り本当に”６０秒”でできました！

その後に担当者から電話がきて以下の内容について話していきます。

  • 職歴・経歴
  • 希望条件・年収（在宅業務、在宅専門でも可）
  • 案件検索の範囲

以上、ここまでで登録は終了となります。

簡単ですね、どこの薬剤師転職サイトも登録は似たような流れだと思います。

電話対応もすべて懇切丁寧に決して就業をゴリ押しすることなく話してくれまして好感が持てました。

案件提示

翌日、メールにて案件提示の連絡がありました。

【案件提示例】

薬局名 ○○薬局■■店
場所 △△県××市■■町
年収 450〜600万
契約期間 定めなし
就業時間・曜日 月〜金　９時00分　〜　18時00分　1時間休憩含む

残業あり、30分単位で申請可
スタッフ数 薬剤師：５名（うちパート２名）、事務：５名
店舗の概要 ○○グループの全21店舗の中の唯一の在宅専門薬局です。

5年前に若い社長が起業されており、すでに数店舗買い進めておられたり勢いのある会社です。

こちらの店舗は13施設と個人在宅数件の処方箋を受け付けています。

管理薬剤師は３0代であり、他の従業員も若く勉強熱心な方が多いようです。

残業も少なく週末は連休であり、仕事とプライベートの両立ができます。

在宅業務を行う上で問題となる緊急時の対応などのヘルプ体制は整っております。
その他 車通勤：可

店舗異動：状況によりあり

登録した翌日に希望の案件を提示していただき、迅速な対応にさすが大手と思わされました！

就職先内定

上記の案件への面接の意向を尋ねられ、前向きであることを伝えるとさっそく日取り設定となります。

ここのタイミングで転職エージェント側は転職希望者が本当に転職の意思があるのかを確認してきます。

もちろん転職サイトもボランティアではないので内定をとりつけないと売り上げにつながりません。

ですので、ここであまりもたもたしていると、転職サイト側も見切りをつけて連絡が疎かになることもあります。

他の案件を提示していただく場合には、必ず転職の意思があることは伝えておきましょう！

この後の流れは、

見学&面接➡︎雇用条件確認書により詳細な条件をすり合わせ➡︎内定➡︎雇用契約書にサイン

となります。

”薬キャリAGENT”の担当者とは面接時に初対面となりましたが、電話の時の印象と同じで丁寧な説明と優しい口調で印象はよかったです。

就業

初日はM3の担当者が付き添っていただき、就業先の社長がわざわざ出迎えていただきました。

挨拶をし必要な書類と手続きを終えて就業開始となります。

管理薬剤師より13施設の調剤方法と個人在宅の流れなどの説明を受けました。

１ヶ月ほどで業務も覚え、臨んでた在宅業務に従事することができ充実した日々を送れていました。

そんな中。。。

閉店の知らせ

転職後２ヶ月を経過しようとしていた朝、珍しく社長が調剤室にいます。

朝から話があると。

『急な話で申し訳ないが、来月をもってこの店舗は閉店します』

とのこと。

あまりに急なことだったので、唖然としてしまいました。

理由はすべての施設と個人在宅は１つの病院から受けている処方箋であり、その病院の門前に新たな調剤薬局ができて、そこに処方箋を依頼することになったのだそう。

後から聞くと、新たな門前の調剤薬局の社長と病院の経営者が昔からの繋がりがあったみたいでした。

閉店後の経過

社長より報告のあと、すぐに個人の面談が行われました。

私には店舗の管理薬剤師への異動を提示していただきましたが、このグループには他に在宅業務をされている店舗がありませんでした。

試用期間中でもあったためお断りし、紹介していただいた”薬キャリAGENT”の担当者に相談することにしました。

担当者は紹介した手前申し訳なかったと謝罪の言葉をいただき、改めて次の転職先をさがしていただきました。

その際も今回の件が職歴に悪影響しないように配慮していただけました。

まとめ

今回は転職後わずか３ヶ月で閉局となり焦りましたが、M3”薬キャリAGENT”の迅速な対応と柔軟さに助けられた一例でした。