薬剤師派遣の時給交渉はできる?4,100円から4,300円に上がった実体験と交渉のポイント

派遣体験談時給交渉

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  • 薬剤師派遣の時給は交渉できる?
  • 住居付き求人で、住居を使わなかったらどうなる?
  • 高時給の派遣求人は、実際に働いてみると大変なのでは?

薬剤師派遣の求人を探していると、こうした疑問を持つ方もいると思います。

私は転職までの約3か月間を利用して、滋賀県の調剤薬局で高額派遣を経験しました。

最初に提示された時給は4,100円でしたが、派遣会社を通じて条件交渉した結果、時給4,300円で働くことができました。

今回のポイントは、もともと住居付きの求人だったものの、自宅から通勤できたため、借り上げ住居を利用しなかったことです。

この記事では、実際の求人条件や時給交渉の経緯、勤務先での仕事内容、月収の目安まで紹介します。

※この記事は筆者の過去の派遣体験を紹介したものです。現在も同じ求人条件や交渉結果が得られることを保証するものではありません。

この記事を書いた薬剤師夫婦


ミチル

2006年 薬剤師免許取得

病院8年▶︎派遣2年▶︎調剤薬局7年

現在:中規模病院の薬剤師部長&病院人事担当

NOTE:くすりと笑える日常記

ヒナタ

2013年 薬剤師免許取得

調剤薬局5年▶︎派遣3年

現在:小規模病院の時短社員


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目次

要点

  • 時給4,100円の求人を紹介され、交渉後に4,300円で契約できた
  • 住居付き求人だったが、住居を利用せず自宅から通勤した
  • 時給200円の差は、週40時間・4週間勤務なら32,000円になる
  • 高時給の派遣先は繁忙期の募集だったが、業務がシステム化されており対応できた
  • 時給交渉は必ず成功するわけではないため、希望条件を派遣会社に相談することが大切

薬剤師派遣の時給は交渉できる?実際に200円アップした話

結論からいうと、薬剤師派遣でも時給交渉ができる場合があります。

私の場合は、派遣会社から紹介された求人の時給が4,100円でしたが、最終的に4,300円で契約できました。

ただし、すべての求人で交渉が成立するわけではありません。

今回のように、もともとの求人条件と実際に利用する条件に違いがあったことも関係しています。

住居付き求人だったが、自宅から通勤できたケース

今回紹介された求人には、派遣社員向けの借り上げ住居が用意されていました。

遠方から勤務する薬剤師にとって、住居付き求人は魅力的な条件です。

しかし、私の場合は自宅から車で通勤できる距離だったため、住居を利用する必要がありませんでした。

そこで派遣会社の担当者に条件面の相談をしたところ、住居を利用しないことを考慮して、時給を200円上乗せしてもらえました。

この経験から、求人票に書かれた条件だけで判断するのではなく、自分の状況を担当者に伝えて相談することが大切だと感じました。

なお、住居を利用しなければ必ず時給が上がるという制度があるわけではありません。

あくまで今回の個別の交渉結果です。

時給200円アップすると月収はいくら変わる?

時給4,100円と4,300円では、週40時間・4週間勤務した場合、次のような違いがあります。

項目時給4100円時給4300円
1日8時間32800円34400円
週40時間164000円172000円
4週間の給与656000円688000円
差額–+32000円

わずか200円の違いでも、1か月の給与では3万円以上の差になります。

仮に同じ条件で3か月勤務すれば、差額は96,000円です。

短期間の派遣であっても、条件交渉をしてみる価値はあると感じました。

※上記は週40時間・4週間勤務を仮定した税引前の単純計算です。実際の給与は勤務日数・労働時間などによって異なります。

【体験談】時給4,300円の派遣求人を紹介されるまで

ここからは、今回の派遣先が決まるまでの経緯を紹介します。

転職までの約3か月間を利用して派遣会社へ相談

きっかけは、次の転職先への入職まで約3か月間の空きができたことでした。

その期間を有効に使いたいと考え、以前から利用していたファルマスタッフの担当者へ連絡しました。

今回、希望した条件は次の3つです。

  • 時給4,000円以上
  • 遠方の場合は住居付き求人を希望
  • 次の就職先への入職までの短期間だけ勤務したい

勤務地にはあまりこだわらず、高時給と勤務期間を優先しました。

くなると良くないので、最低限の希望をだしました。

数日後に3件の求人を紹介された

数日後、メールにて3件の案件提示の連絡がありました。

特に大差はないように感じたので、現住居から車で通える以下の案件に決めました。

【当時の求人票例】

スクロールできます
薬局名○○グループ ■■店
場所△△県××市■■町(現住所から近い)
時給4100円〜 相談可能
契約期間✳︎/✳︎ 〜 ✳︎/✳︎ (派遣であれば1〜3ヶ月程度のことが多い)
就業時間・曜日月〜水、金 9時00分 〜 20時00分 中抜け3時間休憩含む 木・土 9時00分 〜 13時00分 残業あり、30分単位で申請可
スタッフ数薬剤師:3名、事務:1名
店舗の概要耳鼻科の門前です。

3年前に大手にM &Aをされています。

1日100枚程度の処方箋を受け付けています。

今の時期は遅くまで診察があり、それに合わせて残業の頻度が高いようです。

管理薬剤師は60代女性であり、もともと病院勤務者で知識豊富なようです。

今回は繁忙期のみの案件で期間の延長はできません。
その他店舗の近隣に借り上げ住居付き(駐車場あり)

耳鼻科の繁忙期に対応するための募集で、残業も発生する可能性があると事前に聞いていました。

契約期間の延長はできない求人でしたが、私の場合は次の就職先が決まっていたため、短期契約でも問題ありませんでした。

相談から1週間足らずで就業が決まった

就業の意思を伝えると、薬局側から早期の受け入れが可能との連絡がありました。

担当者と勤務開始日や持ち物などを確認し、条件交渉も進めてもらいました。

結果として、最初に派遣会社へ相談してから1週間足らずで勤務開始が決まりました。

求人の募集状況や時期によって決定までの期間は変わりますが、今回は非常にスムーズでした。

時給4,300円の薬剤師派遣は実際に忙しかった?

高時給の派遣求人を見て、最も気になるのは仕事内容ではないでしょうか。

今回の勤務先は耳鼻科門前の調剤薬局で、繁忙期の人員不足を補うための募集でした。

初日から投薬業務を担当

就業初日は、ファルマスタッフの担当者と待ち合わせて薬局へ向かいました。

現場の担当者や管理薬剤師への挨拶、勤務条件の確認などを済ませ、業務を開始しました。

以前にも派遣薬剤師として働いた経験があったため、初日から過度に緊張することはありませんでした。

管理薬剤師から業務の説明を受け、最初から投薬業務を担当することになりました。

忙しい時期だったが、業務は比較的覚えやすかった

今回の薬局は耳鼻科門前だったため、採用薬や処方内容のパターンが比較的限られていました。

また、大手チェーンの薬局で業務がシステム化されていたこともあり、仕事の流れを理解するまでにそれほど時間はかかりませんでした。

主な業務は、調剤・投薬・薬歴記載です。

ヒナタ

派遣薬剤師は求められているものを考えて働く必要があります。

多くの場合のポイントは『調剤→投薬→薬歴記載』のオペレーションをいかに早く正確にこなすことができるのかが重要になってきます。

派遣先のニーズを早く掴んで職場に貢献する姿勢を見せましょう!

繁忙期の募集ではありましたが、実際に働いてみると、高時給だからといって特別に難しい業務ばかりを求められるわけではないと感じました。

ただし、これは私が経験した薬局での話です。

処方箋枚数や薬剤師の配置、診療科、勤務時間によって忙しさは大きく変わります。

派遣薬剤師に求められるのは、必要な業務を早く把握すること

派遣先では、限られた期間で職場に貢献することが求められます。

ヒナタ

派遣薬剤師に求められているものを考えて働く必要があります。

ポイントは『調剤→投薬→薬歴記載』のオペレーションをいかに早く正確にこなすことができるのかが重要になるでしょう。

派遣先のニーズを早く掴んで職場に貢献する姿勢を見せましょう!

私が特に意識していたのは、その薬局が派遣薬剤師に何を求めているかを早く把握することです。

今回のように繁忙期の人手不足を補う求人であれば、調剤・投薬・薬歴記載といった日常業務を、安全性を確保しながら円滑に進めることが重要です。

スピードだけを優先するのではなく、薬局ごとのルールや調剤手順を確認し、正確に業務を行うことを心がけました。

最終的には正社員採用の話もいただいた

勤務期間中には、大手チェーンならではの社内学会があり、これまでの学会発表経験を生かして貢献する機会もありました。

その後、本部の人事担当者から、管理薬剤師待遇での正社員採用についてお話をいただきました。

すでに次の就職先が決まっていたため、お断りしましたが、短期派遣であっても職場での働きぶりを評価していただけたことは、うれしい経験でした。

薬剤師派遣の時給交渉で意識したい3つのポイント

今回の経験を振り返ると、時給交渉を考えるうえで重要だと感じたことが3つあります。

①最初に希望時給を伝える

私は派遣会社へ相談する段階で、時給4,000円以上を希望していることを伝えていました。

最初から希望を伝えておけば、担当者も条件に合った求人を探しやすくなります。

ただし、時給だけにこだわりすぎると、勤務時間や業務内容などが自分に合わない可能性もあります。

給与と勤務条件を合わせて判断することが大切です。

②住居・通勤などの条件も相談する

今回の時給交渉につながったのは、住居付き求人でありながら、私には住居が不要だったことです。

求人票の条件と自分が実際に必要とする条件が異なる場合は、担当者に相談してみる価値があります。

ただし、住居を利用しないことによる時給上乗せは、必ず認められるものではありません。

派遣先や派遣元の事情によって結果は異なります。

③派遣会社の担当者に交渉を相談する

私の場合、時給交渉はファルマスタッフの担当者を通じて進めてもらいました。

希望条件を伝え、実際の交渉を担当者にお願いできたことは助かりました。

もちろん、担当者へ相談すれば必ず時給が上がるわけではありません。

それでも、求人を紹介された時点で条件が合わないと諦めるのではなく、相談できる部分がないか確認することをおすすめします。

今回の派遣でファルマスタッフを利用した感想

今回の高額派遣では、以前から利用していたファルマスタッフに相談しました。

特に良かったと感じたのは、希望条件を伝えてから求人紹介までが早かったこと、そして時給交渉を担当者に進めてもらえたことです。

結果として、時給4,100円で提示された求人を4,300円で契約し、希望していた短期間の勤務を実現できました。

一方で、これは私が利用した当時の担当者と求人についての体験です。すべての利用者が同じ条件で紹介を受けられるわけではありません。

派遣会社を選ぶ際は、求人の時給だけでなく、契約条件の説明や担当者の対応も確認するとよいでしょう。

派遣薬剤師向けの転職サイトについては、別記事で比較しています。

→派遣薬剤師におすすめの薬剤師転職サイトを比較する

まとめ|薬剤師派遣では提示された時給を相談できる場合がある

今回の滋賀県での派遣では、時給4,100円で紹介された住居付き求人について条件交渉を行い、時給4,300円で働くことができました。

自宅から通勤できたため借り上げ住居を利用せず、その事情を考慮して時給を上乗せしてもらえたことが大きなポイントです。

また、繁忙期の耳鼻科門前薬局での勤務でしたが、業務がシステム化されており、これまでの経験を生かして対応できました。

今回の経験から、薬剤師派遣で高時給を目指すなら、提示された金額だけを見るのではなく、住居・勤務期間・通勤条件なども含めて派遣会社に相談することが大切だと感じています。

もちろん、時給交渉が必ず成功するわけではありませんし、高時給の求人がすべて働きやすいとも限りません。

自分に合った条件を見極めながら、派遣会社の担当者と相談して求人を探してみてください。

派遣薬剤師の働き方や契約の仕組みを詳しく知りたい方は、こちらも参考にしてください。↓

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