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- 実際に大手調剤で働いた薬剤師の感想を聞きたい
- 大手調剤薬局の良いところ悪いところを聞きたい
などと思う薬剤師さんはおられるのではないでしょうか。
確かに企業説明会や薬局実習などでは、なかなか本音は聞こえてこないものです。
私たち薬剤師夫婦は今まで大手調剤薬局で長く勤めた経験があります。
この記事を読むことで、大手調剤薬局で勤めた実体験からくるメリット・デメリットを知ることができます。
大手勤めを検討している薬剤師の助けになれば幸いです。
大手調剤薬局のメリット
大手調剤薬局で働くメリットは多いです。
特に新卒で調剤薬局を選ぶ場合は大手が第一選択で間違いないでしょう。
経営母体
母体が大きく資金力があり、M&Aをする側にいることは大きなメリットではないでしょうか。
今後ますます中小の調剤薬局を取り込む合併の動きは止まりません。
長く働こうと思うと中小に比べて経営の安定している大手は選択肢にあがります。
研修制度
新卒には研修制度がしっかりと設けられています。
薬剤師として一人前になる過程で大手の研修制度は大変有用です。
会社によっては社内学会があるところもあります。
学会は薬剤師の学ぶ場所として最適であると思いますので、そのリハーサルが社内でできると考えるとすごく貴重な体験ができます。
職場環境
安心して働ける環境作りにも取り組んでいる企業も多いです。
ヘルプ体制であったり、人間関係の揉め事を解決するノウハウであったりと、人材と店舗が多い大手でしか解決できないこともあります。
福利厚生の面でも中小に比べて充実してる傾向があります。
勤務時間
週に約40時間のシフト制をとっている企業が多いです。
そのため1日10時間勤務の日を作ると【週休3日】も可能です!
社割がある(ドラッグストア)
大手ドラッグストアに限り、福利厚生の一貫で社割があります。
商品によって10%〜30%の割り引きがあります。
大手調剤薬局のデメリット
給与面
ピンキリですが高年収をもらえるポストは限られています。
企業にもよりますが管理薬剤師より上のポストとなると席が極端に減ります。
一般的に管理薬剤師は550万前後が年収の目安です。
それ以上を求めるとエリアマネジャークラスになる企業が多く、運と実力がないとキャリアアップできないため年収も頭打ちとなってしまう傾向にあります。
一方、中小であれば一般薬剤師でも600万前後は提示するところは多いです。
店舗移動
頻繁にあります。
多くの大手調剤薬局では全国勤務かエリア勤務かによって年収も変わってきます。
店舗移動はいろいろなことが勉強できたり、人間関係で揉めた時の対処で有用です。
しかし一方ではエリアを限ると年収が下がったり、キャリアアップによって本部勤務を余儀なくされたりとデメリットに感じることもあるでしょう。
人事考課制度
人事考課がしっかりとしていることはメリットと思うかもしれません。
しかし、そもそも薬剤師の人事考課で納得のいく評価が誰ができるのでしょうか。
大手チェーン調剤薬局の人事考課を多数見てきましたが、今まで納得のいくものはなかったです。
中には調剤ミスをすると減点とするといった企業もありました。
リスクマネジメントの観点からいかがなものかと当時思っていましたね。
研修
さきほどメリットに書きましたが、デメリットに感じることもあります。
例えば中途で入社すると中途用の研修が用意されていることが多いです。
その内容が経験と見合ってないと形式的な研修をこなさないといけないことになります。
レベルによって分けられてはいるものの、研修も良し悪しがあります。
勤務時間帯
正社員は遅出になることが多いです。
理由は非正規の薬剤師が早い時間の勤務を希望することが多いからです。
ドラッグストアになるとより顕著になります。
昼過ぎ出勤で22時終わりとか平気であります。
こういったこともデメリットではないでしょうか。
ノルマがある
- かかりつけ薬剤師数
- OTC売り上げ
など、ノルマがあり達成度によってボーナス額が変動します。
管理薬剤師になると、店としてのノルマを達成させるために本部より圧力がかかります。
大手調剤薬局の求人の探し方
薬剤師転職は求人の探し方で成功率が大きくかわります。
大手調剤薬局であれば安易に転職サイトを使うと、直接応募に負ける可能性が高いです。
適切な求人検索の方法を選択しましょう。
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