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- 派遣薬剤師でも育児休暇を取れるのか知りたい
- 派遣薬剤師で育児休業給付金を手厚くもらう方法を知りたい
- 新婚で離職中であるが、次の仕事先に悩んでいる
なんとかして育児休暇を手厚くもらえないか?
誰もが考えたことがあると思います。
筆者は高額派遣を利用することで、育児休業給付金を手厚くもらえた経験があります。
この記事を書いた薬剤師夫婦
ミチル
病院8年▶︎派遣2年▶︎調剤薬局7年
【現在】中規模病院の薬剤師部長&病院人事担当
ヒナタ
調剤薬局5年▶︎派遣3年
【現在】小規模病院の時短社員
この記事を読むことで、薬剤師高額派遣中に育児休暇を所得し、育児休業給付金を手厚くもらえる方法を、実体験を通して知ることができます。
子供を見据えた薬剤師の働き方の一考になれば幸いです。
お世話になった派遣会社↓\\ 派遣求人No.1転職サイト //- 育児休暇と育児休業給付金の仕組み理解すること
- 育児休暇給付金をもらうには、【雇用保険へ加入】・【休業前の勤務期間】・【育休明けの職場復帰の意思】が重要
- 育休を見越して高額薬剤師派遣ができれば金銭的メリットは大きい
- だたし求人次第➡︎長期受け入れ可能な求人に巡り合えるかが鍵
- 派遣会社選びが最重要➡︎多くのノウハウと実績のある2社に登録すべき
育児休業給付金とは
育児休業給付金は出産から8週間を経過した翌日から、子が1歳の誕生日を迎える前日まで1か月単位でもらえる給付金のことを指します。
この給付金は非課税です。さらに被保険者は、休業中の社会保険料は免除されます。
もらうための条件、給付期間、給付額について以下をみていきましょう。
給付条件(休業前)
- 雇用保険に加入していること
- 休業前の2年間に就業日数11日以上の月が12ヶ月以上あること
以上、2点を満たすことが必要となります。
雇用保険加入期間は育児休業を開始した日から遡り、2年間で就業日(賃金支払基礎日数)が11日以上である月が12ヵ月以上あることが必要です。
この制度は原則として育児休業終了後に職場復帰することを前提としています。
そのため、育児休業の取得時点で退職予定があれば、支給対象になりません。
派遣社員の場合
派遣社員として複数の職場で働いていても、派遣元の会社に雇用保険加入期間が継続していれば、育児休業給付金の対象になります。
給付期間
産後休業8週間を終えた翌日から子が1歳の誕生日を迎える前日まで1ヶ月単位で受給することができます。
条件を満たせば最長で2歳の誕生日前日まで延長することができます。
1歳から1歳6ヵ月まで、1歳6ヵ月から最長2歳まで段階的に延長することが可能です。
延長できる条件は以下です。
- 1歳となった後の保育所などの申請を行っているものの、受け入れ先が決定していない場合
- 配偶者が育児をする予定だったが、やむを得ない事情でできなくなった場合
- 離婚して配偶者が子どもと別居することになった離婚して配偶者が子どもと別居することになった
- 新たな妊娠によって6週間(多胎妊娠は14週間)以内に出産予定、もしくは産後8週間を経過しない
父親が育児休暇を所得する場合
父親の場合は、子どもの出産予定日か出産日のどちらか早い日から1歳の誕生日を迎える前日までの育児休業期間が支給期間となります。
そのほか、支給金額、利用条件などは夫婦に違いはありません。
給付額
以下の計算式に基づいて決定されます。
休業開始6ヶ月目まで:(産休前6ヶ月の給与合計÷180日)✖︎30日✖︎0.67
7ヶ月目以降:(産休前6ヶ月の給与合計÷180日)✖︎30日✖︎0.5
つまり6ヶ月目までは休業前給与の2/3、それ以降は1/2とすると理解しやすいです。
ここでいう『給与』とは、残業手当、通勤手当、住宅手当などを含む給与額面のことで、手取り金額ではありません。
基本は2ヶ月ごとの受給になりますが、申請によって1ヶ月ごとへ変更することもできます。
計算例
例えば、産休前6ヶ月間の給与合計が180万(1ヶ月30万)と仮定して下記に計算しました。
ただし、給付額には上限と下限があることに留意しなければなりません。
上限と下限
給付額には上限と下限が定められています。
育児休業給付金と賃金月額の支給限度額は、毎年8月1日に見直されます。
賃金月額および支給額は、以下のとおり上限・下限が規定されています。
①上限:6ヶ月目までは約31万円、以降は約23万円
②下限:6ヶ月目までは約5万円、以降は約4万円
申請窓口
各市町村のハローワークが窓口です。
雇用主を通して申請するのが一般的です。
個人で申請することもできますが、必要書類を雇用主より集める必要があるため、あまり選択されません。
派遣薬剤師として働くには
派遣薬剤師になるには、薬剤師人材派遣会社へ登録する必要があります。
薬剤師人材派遣会社とは、薬剤師向け転職サイト(エージェント)を指します。
ただし、転職サイトには持っている派遣の案件数に大きな差があります。
必ず派遣に強い転職サイトを選び登録すべきです。
当サイトでは【実績・評判・派遣求人数・実際に利用した経験】より以下の2社をオススメしています。
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特に良かったのは、求人票に載っていない細かい情報、例えば職場の雰囲気やスタッフの人柄、残業時間の実態などを教えてくれたことです。
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ファルマスタッフは派遣はもちろん転職を考えているすべての薬剤師に非常におすすめできるサイトです。
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まず、求人数が豊富で、選択肢がたくさんあるのが良かったです。自分の希望する条件、例えば勤務地、勤務時間、仕事内容などを伝えると、コンサルタントがそれに合った案件をいくつか提案してくれました。
特に、派遣先の雰囲気や具体的な勤務環境について、細かく説明してくれるのが助かりました。派遣先の情報をよく知っている印象を受けたので、ミスマッチが少ないと感じました。
以上、2社に登録しておけば派遣求人でとり逃すことはないでしょう。
薬剤師高額派遣の現状
薬剤師の高額派遣求人は現在でも多くあります。
もちろん地方をみると時給4000円を超えてくる案件もありますが、都市部でも3000円前後の案件ならみつかるでしょう。
実体験
子供を望んでおり家庭との両立も不安だったため、しばらくは非正規で働こうと決めていました。
そのタイミングで以前よりお世話になっている”ファルマスタッフ”の担当者に相談したところ育児休暇を見越して派遣薬剤師の提案を受けました。
派遣薬剤師は期間を区切り就業先を変えることができます。
結婚後の転居やライフスタイルの変化にも柔軟に対応することができるのがメリットです。
就業時間によっては雇用保険にも加入できます。
派遣登録〜就業先決定
ファルマスタッフ担当者の丁寧な説明が後押しとなり、派遣薬剤師として働くことに決めました。
- 高時給
- できれば土日休み
- 現住居より通える範囲内
- なるべく長期で働きたい
- 子供を望んでいることに了承していただける
- できれば育休明けも復帰したい
以上、6つ程度の条件をだしました。
その3日後、さっそく案件をいくつか提示していただき、下記の調剤薬局へ就業することに決めました。
【案件提示例】
薬局名 | ○○グループ ■■店 |
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場所 | 京都市内 |
時給 | 3000円〜 相談可能 |
契約期間 | ✳︎/✳︎ 〜 ✳︎/✳︎ |
就業時間・曜日 | 月〜金 9時00分 〜 18時00分 1時間休憩含む
残業あり、30分単位で申請可 |
スタッフ数 | 薬剤師:3名、事務:2名 |
店舗の概要 | 200床程度の小規模総合医療センターの門前です。
関西に3店舗を運営する小規模調剤薬局です。 1日60枚程度の処方箋を受け付けています。 女性経営者であり子供の急な用事での休暇などにも理解があります。 慢性的な人手不足で、派遣を随時募集しています。 3ヶ月更新となりますが、継続してもらえる可能性が高いです。 また産休後の復帰についても前向きな反応です。 健康保険、雇用保険については派遣元である”ファルマスタッフ”で加入していただきます。 |
その他 | 車通勤可 |
こうした案件に巡り会えるかどうかは運の要素が強いです。
薬剤師が不足している地域で、長期で派遣を募集している案件が狙い目です。
就業開始
雇用契約書をかわし、就業開始日をむかえます。
当日はファルマスタッフの担当者が同行していただき、現場で経営者と管理薬剤師への挨拶から始まりました。
ちなみに、この時点で初めて担当者とも顔合わせとなります。
仕事内容
はじめは投薬と薬歴記入のみでした。
1週間たったくらいから、徐々に調剤もはじめました。
それからは、調剤と投薬と薬歴処理が主な仕事でした。
患者さんが途切れることはなかったですが、投薬に追われるほどではなかったですね。
慣れるにつれて信頼していただき、午後から暇な時間で手があけば、発注業務も担当させてもらいました。
門前の病院と共同で勉強会をすることもあり、病院のドクターや看護師と仲良く慣れたのは貴重な経験でした。
出産〜育児休業給付金申請
就業期間は特に問題なく勤務でき、1年と半年が経過しようとしていた時、無事に子供にも恵まれて産休となりました。
お腹が大きい期間でもなるべく座って勤務できるように配慮をしていただけました。
産休に入る前に、派遣会社より産休と育休に伴う書類をいただき記入します。
その中に育児休業給金の申請書も含まれていました。
必要資料をいただき記入し返信します。
わからないことも担当者に聞けば教えてもらえるので、申請資料はスムーズに作成できました。
給付額
給付額は以下の計算式に基づいて決定されます。
休業開始6ヶ月目まで:(産休前6ヶ月の給与合計÷180日)✖︎30日✖︎0.67
7ヶ月目以降:(産休前6ヶ月の給与合計÷180日)✖︎30日✖︎0.5
今回の勤務実績を当てはめると…
3000円✖︎160時間✖︎0.67=321.600円となりました。
しかし、この額は上限に達しており、規程の上限給付額となりました。
実際は申請から約1か月後(育休開始から約2か月後)に、初回の給付が2か月分まとめて振り込まれます。
その後、2か月ごとに申請と支給が繰り返されます。
書類にサインさえすれば、派遣会社が代行で申請してもえます。
派遣をしていなければ、この水準の手当はもらえなかったですね。
育児休業給付金を手厚くするために、派遣を使うことは有効な手段だと思います。
ただし、適する求人にめぐりあえるかが重要です。
そのためには信頼できる派遣会社に登録し、担当者と密に打ち合わせをする必要があります。
まとめ
育休を見越して薬剤師高額派遣を活用することは大きな金銭的メリットがあるといえます。
ただし案件次第ではあります。
タイミングよく比較的長い期間(最低12ヶ月)の受け入れを可能な案件にたどり着けるかが重要となります。
結婚後、離職し次の就職先を探すママ薬剤師の一考になれば幸いです。
- 育児休暇と育児休業給付金の仕組み理解すること
- 育児休暇給付金をもらうには、【雇用保険へ加入】・【休業前の勤務期間】・【育休明けの職場復帰の意思】が重要
- 育休を見越して高額薬剤師派遣ができれば金銭的メリットは大きい
- だたし求人次第➡︎長期受け入れ可能な求人に巡り合えるかが鍵
- 派遣会社選びが最重要➡︎多くのノウハウと実績のある2社に登録すべき