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- 住居付きの薬剤師派遣って、実際にはどんな生活になるの?
- 高時給でも、仕事が忙しくて休日を楽しむ余裕はないのでは?
- 短期間だけ地方で働きながら、趣味も楽しめる?
そんな疑問を持つ薬剤師の方に向けて、私が岐阜県で経験した住居付き派遣について紹介します。
私は病院薬剤師を退職したあと、次の生活に移るまでの期間を利用して、岐阜県の調剤薬局で派遣薬剤師として働きました。
時給は4,100円。
住居は派遣会社を通じて用意してもらい、平日は9~18時勤務、土日は休みという条件でした。
当時はスノーボードが趣味だったため、冬の岐阜県という勤務地にも魅力を感じていました。
この記事では、求人探しから住居への入居、実際の仕事内容、給与、休日の過ごしやすさまで、体験したことを紹介します。
※この記事は筆者が過去に経験した派遣求人の記録です。現在も同じ条件の求人があることを保証するものではありません。
この記事を書いた薬剤師夫婦

ミチル
2006年 薬剤師免許取得
病院8年▶︎派遣2年▶︎調剤薬局7年
現在:中規模病院の薬剤師部長&病院人事担当
ヒナタ
2013年 薬剤師免許取得
調剤薬局5年▶︎派遣3年
現在:小規模病院の時短社員
岐阜県で経験した住居付き薬剤師派遣の条件
まず、今回の派遣条件を案件紹介表をもとに紹介します。
| 薬局名 | ○○薬局■■店 |
|---|---|
| 場所 | 岐阜県××市■■町 |
| 時給 | 4000円〜 |
| 契約期間 | ✳︎/✳︎ 〜 ✳︎/✳︎ (派遣であれば1〜3ヶ月程度のことが多い) |
| 就業時間・曜日 | 月〜金 9時00分 〜 18時00分 1時間休憩含む残業あり、30分単位で申請可 |
| スタッフ数 | 薬剤師:5名、事務:4名 |
| 店舗の概要 | 総合病院の門前です。1日100〜150枚の処方箋を受け付けています。 管理薬剤師は50代であり、前回の派遣職員からは人がよく丁寧に教えていただけるとの好評があります。 残業も少なく週末は連休であり、仕事とプライベートの両立ができます。 冬季の一時的な処方箋枚数の増加による派遣要請のため、延長は難しいかもしれません。 |
| その他 | 店舗の近隣に借り上げ住居付き |
私がこの求人を選んだ理由は、高時給であることに加えて、住居が用意されており、週末にまとまった休みを取れることでした。
地方の高額派遣というと、仕事ばかりの生活を想像するかもしれません。
しかし今回の求人は、平日はしっかり働き、週末は自分の時間を確保できる条件でした。
住居付き薬剤師派遣を選んだ理由
病院を退職し、次の生活までの期間を活用したかった
当時、家庭の事情で転居することになり、それまで勤めていた病院を退職しました。
一時的に仕事をしていない期間ができたため、その時間を有意義に使えないかと考えていました。
そこで興味を持ったのが、高時給の薬剤師派遣です。
それまで病院薬剤師として働いていた私にとって、時給4,000円を超える求人は非常に魅力的でした。
ただ、初めて高額派遣を検討する段階では、仕事内容や勤務先の雰囲気など、不安もありました。
冬の岐阜県ならスノーボードも楽しめる
病院を退職したのは11月末でした。
せっかく短期間だけ別の地域で働くなら、趣味のスノーボードを楽しめる場所がよいと考えました。
そのため、派遣会社へ相談する際には、勤務地を限定しすぎず、冬のレジャーを楽しみやすい地域にも興味があることを伝えました。
高時給だけでなく、自分の趣味や生活スタイルを考えて勤務地を選べることも、短期派遣に魅力を感じた理由の一つです。

住居付き派遣の求人探しから契約まで
ファルマスタッフに登録して求人を紹介してもらった
今回の派遣では、ファルマスタッフを利用しました。
担当者との電話では、これまでの職歴や希望する勤務条件、求人を探す地域などを相談しました。
当時、不安に思っていたのは「高額派遣は、仕事が非常に忙しかったり、難しい業務を任されたりするのではないか」ということです。
担当者からは、高時給の背景には地域の薬剤師不足などが関係している場合もあり、必ずしも特殊な業務を求められるわけではない、という説明を受けました。
もちろん、実際の忙しさは派遣先によって異なります。
それでも、事前に仕事内容について説明してもらえたことで、応募への不安は小さくなりました。
紹介された3件から岐阜県の求人を選択
担当者との相談から数日後、メールで3件の求人を紹介してもらいました。
内訳は岐阜県が1件、三重県が2件です。
当時は関西に住んでいたため、なるべく移動しやすい地域を希望していました。
その中で興味を持ったのが、岐阜県の総合病院門前薬局でした。
求人の特徴は、時給4,000円以上、住居付き、土日休みという条件です。
さらに、スノーボードを楽しめる地域だったことも決め手になりました。
時給4,100円・駐車場付き住居で契約
岐阜県の求人に興味があることを担当者へ伝えると、翌日には派遣先から受け入れ可能との連絡がありました。
勤務開始は約2週間後です。
最終的な条件調整を経て、時給4,100円、駐車場付きの借り上げ住居を利用できる条件で契約しました。
住居を自分で一から探す必要がなかったことは、短期間の地方勤務を始めるうえで助かりました。
なお、住居の費用負担や光熱費などの条件は求人によって異なります。
住居付きという表記だけで、すべての費用が無料になるとは限らないため、契約前に確認が必要です。
住居付き派遣の実際の暮らし|レオパレスに入居
1Kロフト付きの部屋で一人暮らし
勤務開始の2日前に、用意してもらったレオパレスへ入居しました。
部屋は1Kのロフト付きで、当時の築年数は約3年でした。
単身で短期間暮らすには、十分な広さだと感じました。
何より便利だったのは、薬局まで徒歩で通勤できたことです。
車通勤の時間を考える必要がなく、朝の準備にも余裕がありました。
また、住居の目の前にはスーパーがあり、日常の買い物にも困りませんでした。
短期派遣では、仕事だけでなく住環境も生活の満足度に大きく関わると感じました。

※実際の間取りのイメージ図
住居付き派遣で確認しておきたいこと
今回の住居は快適でしたが、住居付き派遣の条件は求人によって異なります。
特に確認しておきたいのは、住居費や光熱費の負担、家具・家電の有無、駐車場、薬局までの距離、入居日と退去日です。
また、契約が終了した場合にいつまで住居を利用できるかも、事前に確認しておくと安心です。
私の場合は、徒歩通勤できる立地と近隣のスーパーが非常に便利でした。
時給だけでなく、住居の立地や生活環境も含めて求人を比較することをおすすめします。
時給4,100円の派遣薬剤師は忙しかった?
今回の派遣先は、総合病院の門前にある調剤薬局でした。
処方箋は1日100~150枚程度で、冬季の一時的な処方箋増加に対応するための募集でした。
担当業務は調剤と投薬が中心
勤務初日は、ファルマスタッフの担当者と待ち合わせて薬局へ向かいました。
管理薬剤師やスタッフの方々に挨拶し、業務の説明を受けて勤務を開始しました。
今回、主に任されたのは調剤と投薬です。
薬局内のすべての業務を担当するのではなく、必要とされている業務を中心に働く形でした。
初めての職場なので最初は覚えることもありましたが、1週間ほどで一連の仕事の流れに慣れることができました。
総合病院門前でも、これまでの経験を生かせた
総合病院の門前薬局だったため、幅広い診療科の処方箋を扱う環境でした。
私は以前、急性期総合病院で働いていたため、その経験が役立ちました。
処方内容を理解するうえでも、病院で培った知識を生かすことができました。
ただし、総合病院門前の業務が誰にとっても簡単というわけではありません。
経験の少ない診療科や慣れない処方に対応する際には、確認や学習が必要です。
高時給という金額だけで判断せず、自分の経験に合った派遣先を選ぶことが大切だと思います。
仕事は忙しくても残業は少なかった
今回の薬局は、勤務時間中は忙しい職場でした。
一方で、残業は比較的少なく、土日も休みでした。
そのため、仕事とプライベートのメリハリをつけやすい生活でした。
高時給の派遣というと、毎日遅くまで働くイメージがあるかもしれません。
しかし、今回の経験では、高時給でも勤務時間や休日の条件が整った求人があることを実感しました。
住居付き薬剤師派遣でスノーボードを満喫!3か月で約10回
今回の岐阜県での派遣は、仕事だけでなく、趣味のスノーボードを楽しむことも目的の一つでした。
実際に、約3か月間の派遣期間中、週末を利用して10回ほどスノーボードに行きました。
滑りに行っていたのは、岐阜県の奥美濃エリアです。
ゲレンデまで車で約1時間半。それでも十分楽しめた
岐阜県での派遣とはいえ、勤務先がゲレンデの近くにあったわけではありません。
派遣先からゲレンデまでは、車で約1時間半。
決して近い距離ではありませんでしたが、土日が休みだったため、週末を利用してスノーボードを楽しめました。
約3か月間で10回ほど滑りに行けたので、私としては満足できる生活でした。
住居付き派遣で趣味を楽しみたい場合、勤務地の都道府県だけでなく、実際に行きたい場所までの距離も確認しておくことをおすすめします。
スノーボードが最優先なら、平日休みの派遣もおすすめ
今回の私は土日休みの求人を選びましたが、スノーボードを最優先するなら、必ずしも土日休みがベストとは限りません。
一般的に、平日のゲレンデには次のようなメリットがあります。
- 土日より混雑が少なく、滑りやすいことが多い
- 平日料金が設定されているスキー場では、リフト券を安く購入できる
- リフト待ちの時間を短縮できる場合がある
そのため、趣味を中心に派遣先を選ぶのであれば、平日に休みを取れる求人も候補に入れる価値があります。
薬局によっては、平日休みと日曜日休みを組み合わせた勤務形態もあります。
高時給や住居の条件だけでなく、休日の曜日にも注目して求人を探すとよいでしょう。
一方で、土日休みは仕事と休日を切り替えやすかった
平日休みにも魅力はありますが、実際に土日休みで働いてみて良かったこともあります。
それは、平日は仕事、週末は趣味という生活のリズムを作りやすかったことです。
月曜日から金曜日までは薬局でしっかり働き、土曜日と日曜日は仕事から離れてリフレッシュする。
この切り替えが気持ちの面でも心地よく、メリハリのある生活を送れました。
私自身は、土日休みの働き方も十分おすすめできます。
趣味を最優先するなら平日休み、生活リズムや仕事との切り替えを重視するなら土日休み。
どちらが合うかを考えて勤務条件を選べるのも、派遣薬剤師の魅力だと感じました。
時給4,100円の派遣薬剤師の月収は?
今回の時給は4,100円でした。
週5日、1日8時間、4週間勤務した場合の給与を計算すると、次のようになります。
4,100円 × 8時間 × 週5日 × 4週間 = 656,000円
月収の目安は65.6万円です。
仮に同じ勤務条件を12か月続けた場合、単純な年収換算では約787.2万円になります。
ただし、今回の派遣は短期間の契約だったため、実際に年収787.2万円を得たという意味ではありません。
また、上記は税引前の概算であり、勤務日数や残業時間によって実際の給与は変わります。
住居付き求人では、給与だけでなく、住居費や通勤に関する条件も確認することが重要です。
派遣期間が終了するまでに感じたこと
今回の派遣では、勤務を始めてから1週間ほどで仕事の流れに慣れ、その後は調剤と投薬を中心に勤務しました。
契約終了の約1か月前には、派遣期間を延長できないかという打診もいただきました。
しかし、私自身の事情があったため、延長はお断りしました。
振り返ると、最も緊張したのは派遣会社へ登録して最初の電話を受けるまでだったと思います。
実際に担当者へ相談してみると、求人条件や仕事内容について説明してもらえたことで、不安が小さくなりました。
また、同じ派遣先で働いた経験がある薬剤師の感想を聞けたことも助かりました。
求人票だけではわからない職場の雰囲気を知るうえで、実際に勤務した人の情報は参考になります。
まとめ|住居付き薬剤師派遣は働き方の選択肢を広げてくれた
今回の岐阜県での派遣は、時給4,100円・住居付き・土日休みという条件でした。
用意された住居は1Kロフト付きで、薬局まで徒歩通勤でき、近くにはスーパーもありました。
勤務先は総合病院門前の調剤薬局で、仕事中は忙しかったものの、残業は少なく、プライベートの時間も確保しやすい環境でした。
私にとっては、趣味のスノーボードを楽しめる地域を選びながら、短期間だけ高時給で働けたことが印象に残っています。
もちろん、すべての住居付き派遣が同じような条件とは限りません。
それでも、薬剤師派遣には、給与だけでなく、住む場所や休日の過ごし方も考えて仕事を選べる魅力があると感じました。
住居付きの薬剤師派遣に興味がある方は、時給だけでなく、勤務時間・休日・住環境も含めて求人を比較してみてください。
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